「先生が苦手」という理由で中学時代に引きこもりを経験した一人の女の子。彼女が自分の居場所として選んだのは、清心女子高等学校の通信制課程でした。そこで彼女は「アート」という新たな才能を開花させました。この記事では、口コミが少ない中でも「本当に良い学校だった」と断言する彼女が、どのようにして自分のペースで高校生活を取り戻し、未来を切り開いていったのか、その軌跡をたどります。清心女子高等学校を選択した理由中学3年生の頃、一人の女の子は学校に行けなくなってしまいました。その理由は、先生との関係でした。「話を聞いてくれない」「悩みを相談してもわかってもらえない」。先生とうまくコミュニケーションが取れなくなり、いつしか学校に足が向かなくなってしまったのです。そこで通信制高校に進学することを検討します。候補にあがったのは清心女子高等学校とN高でした。先生や友人とコミュニケーションを取りたいと思っていた彼女は、日常的なコミュニケーションができる学校を探していました。N高はたくさん生徒がいて楽しそうな印象がありましたがyoutubeや口コミを見て、多様な生徒がいて友人ができにくかったり、コミュニケーションに苦労するのではと考えました。また、オンラインで高校を卒業したいなら十分だけども、日常的なコミュニケーションが取りたいと思っていたためN高には進学しませんでした。そこで彼女は「先生としっかり向き合って話ができる場所、そして友達との交流も楽しめる場所を見つけたい」と強く願い、清心女子高等学校に進むことを決意しました。女子高であったことも安心材料でした。自分のペースで通える安心感清心女子高等学校のいちばんの魅力は、何よりも「自分のペースで通える」ことでした。週1日から週5日まで、体調や気持ちに合わせて登校日数を決められるのです 。彼女の場合、最初は週2日からスタート。でも、学校が楽しくて、徐々に登校回数を増やしていったそうです。片道1時間ほどの通学時間も、全く苦にならなかったといいます。午前中は家でリモート授業を受けて、午後から部活動だけのために学校に行く、なんてことも可能でした。自分のスケジュールを自分でコントロールできる自由さが、彼女の心の負担を軽くしてくれたのです。聖心女子高等学校は通信制高校ながらも部活動を実施しており、バトミントン部やバレーボール部、ダンス部や写真部、文芸部など24の部活動があり、彼女はテニス部に所属していました。校舎には、テニスコートや体育館、調理室など、さまざまな施設が整っていて 、放課後にはテニス部で汗を流すのを楽しんでいました 。文化祭や体育祭といった学校行事も開催され、同じ通信制の生徒たちと一緒に準備したり、盛り上がったりして、「高校生活の青春」をしっかり味わうことができたそうです 。授業は、タブレットを使いZoomでのリアルタイム授業と、オンデマンドの動画視聴が半々くらいの割合で、自宅でも学校でも自分のペースで学習を進めることができました 。温かい先生と心許せる仲間たち彼女がこの学校を選んで本当に良かったと思うのは、何よりも「人」との温かい繋がりがあったことです 。中学時代、先生との関係に悩んだ彼女にとって、清心女子の先生たちはまるで別世界のように感じられました。困ったことがあれば親身になって話を聞いてくれる担任の先生はもちろん、通学するたびに授業の先生も気軽に声をかけてくれたそうです 。生徒とのコミュニケーションを大切にしてくれる先生たちがいるおかげで、彼女は安心して学校生活を送ることができました。友達もたくさんできました。特定のグループとだけではなく、その日たまたま学校に来ていた子とすぐに仲良くなれるような、フランクな雰囲気がこの学校にはあります。体調が悪くて休みがちだった時期も、学校に行けば「久しぶり!」と迎えてくれる友達がいたので、一人ではないと思えました。アートとの出会いが拓いた未来この学校で、彼女は「アート」という自分の新しい一面を発見しました。清心女子高等学校には、「セレクト授業」というカリキュラムがあり 、アート、ファッション、保育など、自分の興味のある分野を自由に選んで学べます。彼女は、このセレクト授業でアートに興味を持ち、特にCGの授業でイラストレーターを使って作品を作るうちに、絵を描くことに夢中になりました 。ファッションの授業では3〜5人の少人数グループで学んだり、モノづくりでは動画を視聴しながら進めたりと、まるで個人レッスンを受けているようだったといいます 。この「好き」を追求する学びが、彼女の将来を大きく変えることになります。もともと大学進学を強く意識していたわけではありませんでしたが、高校時代に見つけたアートへの情熱を仕事にしたいと考えるようになりました。現在は、慶應義塾大学の通信課程で経済学を学びながら 、ウェブアプリで作品を発表していたところ、編集者の方に声をかけていただき、漫画家としての連載活動もしています。現在大学4年生に当たる彼女ですが、卒業は2027年を予定しており、5年間かけてじっくりと学ぶ予定です 。将来について、漫画の連載が続くかわからないため、オフィスに出社しなくても働けるような、アート業界の仕事(デザイナーなど)や、リモートでできる事務職に就きたいと考えているそうです。彼女にとって、清心女子高等学校は最高の高校でした。不満は特にない、本当に良い高校だったと断言しています。ただ、掲示板などでリアルな口コミが見られると良いのにと感じたそうです。実際に入学した際、友人も同じように「リアルな口コミがなかなかなくて大変だった」と話していたといいます 。もし、今「学校が合わない」と悩んでいる人がいたら、立ち止まって自分にぴったりの学び方を探してみてください。きっと、彼女のように自分の居場所を見つけ、未来を切り開くことができるはずです。