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【駿台甲府高校 口コミ体験談】パニック症状と向き合い、駿台甲府高校で自分らしい進路を見つけるまで

2026年2月13日

【駿台甲府高校 口コミ体験談】パニック症状と向き合い、駿台甲府高校で自分らしい進路を見つけるまで

高校1年生の秋、突然パニック症状に襲われ、教室に座っていることさえ難しくなってしまった一人の女子生徒。登校しようとするたびに体が重くなる苦しさの中で、彼女の心を支えていたのは「高校を卒業したい」「勉強を続けたい」という切実な願いでした。 不登校からわずか2か月。焦りと不安の中で彼女が選んだのは、駿台甲府高等学校 通信制課程・大宮学習センターへの転校でした。 「通信制でも、しっかり勉強ができる場所がいい」 その選択が、彼女にとっての「心のリハビリ」の始まりとなります。 予備校のノウハウを活かした学習環境、そして生徒一人ひとりの「怖さ」に寄り添ってくれる先生たちとの出会い。自分を追い込まず、それでいて着実に前を向けるようになるまでの3年間の軌跡をご紹介します。今、同じように「通いたいのに通えない」と悩むあなたの心に、届くものがあるはずです。

通えなくなっても「学びたい」という気持ちは消えなかった

高校1年生の秋、彼女は突然、教室にいることがつらくなってしまいました。授業中にパニック症状を起こしてしまうことがあり、登校するたびに体が重く感じるようになっていきました。
それでも、「高校卒業の資格がほしい」「勉強は続けたい」という思いは強く残っていました。学校に行けなくても、学びたい気持ちはなくならなかったのです。

学校に行けなくなったのは9月。早く進路を決めたいという焦りから、10月には通信制高校を探し始めました。N高や他の通信制高校も検討しましたが、最終的に選んだのは駿台甲府高等学校 通信制課程・大宮学習センター
決め手は、「駿台予備校のバックアップがあること」でした。大学進学を見据えており、受験対策にも力を入れたいという希望に合っていたのです。

「通信制高校でも、ちゃんと勉強できるところがいい」と思っていた彼女にとって、駿台の環境は理想的でした。

初めての通信制生活――不安と焦りのなかでスタート

入学は高校1年生の11月。不登校からわずか2か月後でした。
「早く転校しないと単位が危ない」と感じ、焦りながらのスタートでしたが、同時に「本当に通えるのか」「また行けなくなったらどうしよう」という不安も抱えていました。

通信制といっても、駿台甲府高校の大宮センターでは月2〜3回のスクーリングがありました。授業は対面形式で、授業が大宮センターでは開校されておらず他のスクーリング会場に通うことも。1年目は単位を詰めて取る必要があったため、勉強漬けの毎日でした。

レポートは紙で提出し、量は多くなかったものの、こつこつ取り組む必要がありました。テストは中間・期末の年6回。特に数学に苦手意識があり、試験勉強にはかなり苦労したそうです。
それでも、「しっかり勉強すれば取れる」と感じ、真面目に取り組む姿勢を崩しませんでした。

学校全体の人数は全学年合わせて50〜100人ほど。少人数のため、先生との距離が近く、担任の先生とはLINEでやり取りするほどでした。自習室に通ううちに、自然と友人もできていきました。

「最初は緊張したけど、みんな優しかったです。先生たちも穏やかで、居心地がよかったです」と振り返ります。

また、駿台甲府高校では学習以外の行事もありました。

彼女はお台場への遠足に参加し、「体育の授業」という名目でクラスメイトたちとレインボーブリッジを散策しました。

パニック発作との向き合いと、先生たちのサポート

通信制に転校したあとも、体調が安定しない時期がありました。
登校しようとしても、パニック症状が出てしまうことも。

そんなとき、支えになったのは先生たちの柔軟な対応でした。
「コロナ禍で授業がオンラインになったとき、テストだけは登校する必要がありました。でも“人が多い教室に入るのが怖い”と相談したら、別の教室で受けさせてもらえたんです。」

駿台甲府高校には専任のカウンセラーは配置されていませんでしたが、先生たちは生徒一人ひとりの状況をよく理解しており、無理なく通える環境づくりに力を入れていました。

勉強面では、わからないところをすぐに聞ける環境が整っていました。自習室ではアルバイトの大学生が学習サポートをしてくれて、彼女にとってはその存在も大きかったそうです。
「自習室は広い教室と個室があって、集中できる空間でした。質問にも丁寧に答えてくれて、自分のペースで勉強できました。」

将来への不安と進路選択

高校2年の夏。彼女は「高校を卒業したらどうしよう」と強く悩みました。
「とにかく“通う”のがつらかった。毎日学校に行くのは難しい。でも、進学はしたい。」
そう考えていたとき、通信制大学に出会いました。

もともと看護師を目指していましたが、心と体のつながりに関心を持つようになり、通信制大学の心理学部への進学を決意しました。
通信制高校での経験が、進学先を考えるうえでの大きな転機になりました。
駿台甲府高校には大学進学を目指す生徒が多く、進学相談にも親身に対応してくれる環境がありました。

家族との葛藤、そして理解

転校を決めたとき、父親は反対していました。
「通信制なんて行って大丈夫なのか」「ちゃんと卒業できるのか」と不安だったのでしょう。
しかし、全日制高校の時の先生が何度も面談を重ねてくれて、最終的には理解を得ることができました。学校側が家庭と連携して支えてくれたことが、彼女にとって大きな安心につながりました。

通信制高校で得た「自分のペースで生きる力」

現在、彼女は通信制大学に通っています。
高校のときよりも通学の機会は減り、スクーリングやテストもすべてオンラインで行われています。
「正直、高校のときのほうが通ってたかもしれません」と笑います。

それでも、駿台甲府高校での3年間が、今の彼女の基礎を作りました。
「通信制高校しか選択肢がなかったけど、行ってよかったと思います。
 焦らなくても、自分のペースで前に進めばいいんだってわかりました。」

最後に、今悩んでいる後輩たちへのメッセージを尋ねると、彼女はこう語りました。
「今はつらいかもしれないけど、転校したら将来は明るいと思うので頑張っていきましょう」と笑顔を交えながら話してくれました。

おわりに

駿台甲府高校・大宮学習センターで過ごした3年間は、彼女にとって「心のリハビリ」ともいえる時間でした。
教室に戻ることが難しくなっても、学びを続ける道は必ずあります。
通信制高校は、ただ“卒業資格を取るための場”ではなく、「もう一度、自分を立て直す場所」でもあるのです。


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