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通信制高校の「通学頻度」を徹底解説! あなたにぴったりの登校スタイルを見つけるために

2025年12月30日

通信制高校の「通学頻度」を徹底解説! あなたにぴったりの登校スタイルを見つけるために

通信制高校の最大の魅力の一つは、「登校頻度を自分で選べる」柔軟性です。全日制高校のように毎日通う「週5日」のスタイルから、年に数回だけ登校するスタイルまで、あなたのライフスタイルや目標に合わせて自由に選択できます。 この記事では、通信制高校を選ぶ上で欠かせない「通学」と「スクーリング」の違いを明確にした上で、具体的な通学スタイル、メリット・デメリット、そして学費との関係について、実際の卒業生や保護者の声を交えて詳しく解説します。

1.「通学」と「スクーリング」の違いを理解しよう

通信制高校における「登校」は、大きく分けて「必須のスクーリング」「任意のサポートのための通学」の2種類があります。

スクーリング(面接指導)

定義: 高校卒業資格に必要な「単位」を修得するために、法律で定められた必須の対面授業です。

頻度: 年に数回~月に数回、学校の本校や近くのスクーリングに登校します。

通学(登校)

定義: 生徒がキャンパスや施設(高校の教室、サポート校の教室など)に登校すること全般を指します。

目的: 学習サポート、進路相談、メンタルケア、友人との交流などが主な目的です。


つまり、週に3日通学しても、その登校がスクーリングとしてカウントされるわけではありません。私立のキャンパスやサポート校では、この「サポートのための通学」の頻度をコースとして選ぶことになります。そのため、通学コースで週に3回通っていても、スクーリングで別途登校が必要になる場合があります。

しかし例外的にクラーク記念国際高校のように、普段の通学でスクーリングをまかなえる学校もあります。実際の登校日数については、高校に確認してみましょう。


2. あなたの目的に合った4つの通学スタイルと口コミ

この記事で紹介する通学頻度(週5日型、週1日型など)は、主に「サポートのための通学(登校日)」の頻度を指します。

1. 集中型・完全オンライン型(登校が最も少ないスタイル)

・特徴: 登校の負担が最も軽く、学習のほとんどをオンデマンド授業とレポートで進めます。

・向いている人: 心身の不調などで自宅で高校卒業を目指したい方、仕事や学業以外の活動と両立したい人。


卒業生の声

「N高の決めては完全オンラインでの学習が可能であった点です。体調が不安定な中での通学は考えにくく、自分のペースで学習を進められることはとても大きなメリットだった」(N高等学校・卒業生)


「自宅学習では、教科書準拠のレポート課題を自分のペースで無理なく進められた柔軟性があり、精神的負担が少ない点が非常に良かった」(鹿島学園・卒業生)

しかし、自己管理の難しさを指摘する声もあります。


「自宅学習だと誘惑が多く集中を保つのが難しい」といった保護者の声や、「誰からも注意されることがないため、怠けようと思えばどれだけでも怠けてしまえる」(中央高等学院・卒業生)という意見もあります。


2. 月数回型・週1日型(無理のないペースで通いたい人向け)

・特徴: 必須のスクーリングと、任意の日程での学習サポートを組み合わせます。無理なく高校卒業を目指す上で非常に人気が高いスタイルです。公立高校の普通科や総合学科に加えて通信制高校が併設されている学校だと、隔週または毎週の日曜日に登校というスタイルを取っている場合が多いです。

・向いている人: 体調や仕事との両立を重視する人、段階的に学校に慣れたい人。


卒業生の声

「週1回の通学で、その日に何時間授業を受けるのか、どの教科を受けるのかを自分で決められるところがとても良かった」(南紀高校通信制・卒業生)


「週1日のスクーリングのみで良く、学習の時間も自分で自由に決められるので、当時外を出ることも辛かった私にはぴったりだったと感じています」(仙台育英・卒業生)


・「週1回の通学ペースであれば仕事と両立できると思い、この通信制高校への入学を決めました。」(湯梨浜学院高校通信制・卒業生)


3. 週3日〜週4日型(学習サポートと生活リズム重視)

特徴: 定期的な通学が生活リズムを整え、先生による学習サポートや交流の機会を増やします。

・向いている人: 規則正しい学習習慣を身につけたい人、週5日登校は負担に感じるけど、学校生活を楽しみたい人。


 卒業生の声:

「週3日通学型を選べば仲間と顔を合わせつつも、自分のペースで進められることが安心でした。わからない点はすぐに先生に質問できる環境があり、学習サポートは手厚かったです」(クラーク記念国際高校・卒業生)


「週3日の通学ですが、自分の生活リズムに合わせて学習できたことが一番良かったです。午前だけ通学する日を選べたので、体調が安定しない時期でも続けやすかった」(天王寺学館高校・保護者)


「週3日、半日の通学ペースはわが子には合っていた。いろんな先生から、グループ学習スタイルの授業で、対話力、社会人養成力を身につけていく。総合型選抜の受験にも対応する能力を身につけられて、よかったと思う。」(京都芸術大学附属高校・保護者)


4. 週5日型(全日制に近い高校生活と進学を重視したい人向け)

・特徴: 平日毎日登校。クラス制や習熟度別の授業を行い、大学進学や専門分野の学習に力を入れるコースが多くあります。

・向いている人: 全日制高校と同じような高校生活を送りたい人、自宅では集中できない人、進学を強く目指す人。


 卒業生の声:

「自分は毎日登校していて授業も受けていたのでいつもとはあまり変わらない授業だった。進路面や学習面など困ったことがあったら頼れるところが良かった」(クラーク記念国際高校・卒業生)


「毎日通うことで外の環境や人との生活に慣れる練習をした」(横浜修悠館高校・卒業生)


「全日制スタイルの学校なのでスクーリング期間中もいつもと変わらずに登校します」(クラーク記念国際高校・保護者)


3.実際の通信制高校の通学頻度

① N高等学校/S高等学校

・登校オプション: 完全オンライン(ネットコース)週1日週3日週5日


② おおぞら高校

・登校オプション: 週1日週3日週5日オンライン


③ クラーク記念国際高校

・登校オプション: 週1日週3日週5日、オンライン型。


④ 飛鳥未来高等学校

・登校オプション: 週何回登校か選べる。オンライン型。


⑤ 第一学院高等学校

・登校オプション: 週1日週2日週5日オンライン型


⑥ ルネサンス高校

・登校オプション: 完全オンライン週1、週2


⑦ 代々木高等学校

・登校オプション: 完全自宅学習週1日週3日週5日


⑧ 鹿島学園高等学校

・登校オプション: 登校なし(オンライン)週1日週2~5日。


4. 登校頻度を選ぶ際の「最重要チェックポイント」

 チェック1:登校頻度と学費

私立の通信制高校では、登校頻度が高まるほど、学費も高くなります。

・週5日型などの通学コースは、手厚いサポートや施設利用料がかかるため、費用年間40~60万ほど必要になります。

・公立の通信制高校は、登校日数が少ない場合が多いものの、学費が安い傾向にあります。

金銭的な負担と、必要なサポートのバランスを考えて選びましょう。


チェック2:メンタルケアと先生との距離感

通学頻度は、先生からのサポートの受け方にも影響します。

・登校が少ない場合

サポートは基本的にオンラインやチャットです。N高等学校ネットコースの保護者からは「メンターの先生がLINEで気軽に相談に乗ってくれた」という声がある一方で、「自分から声を掛けないとあまりサポートしてもらえない」と感じる卒業生もいます。

・登校が多い場合

担任の先生との対面でのやり取りが増えます。「全日制に比べて、人数が少ないため、先生と仲良くなれば担任でなくてもとても気にかけてくれる」(佐賀北高校通信制・卒業生)というように、対面のコミュニケーションで安心感が得られます。頻繁に先生が様子を見てくれるため細かな心理的変化に気づく可能性も高まります。


5.説明会で確認必須!【通学頻度】に関する質問リスト

1. 「通学」と「スクーリング」の区別に関する質問

ご自身の選ぶ登校スタイルが、卒業に必要な単位認定にどう関わるか、また、別途必須登校があるかを確認します。

・卒業までに必要な必須スクーリングの日数(年間または3年間で)は、合計何日か。

・選択した「週〇日コース」の登校は、その必須スクーリングとして全てカウントされるか。(カウントされない場合、別途スクーリングのために登校が必要かを確認する)


2. コースの柔軟性・生活リズムに関する質問

通学頻度を調整できるか、また、登校が自分の生活リズムに良い影響を与えるかを確認します。

・入学後、体調の変化などで登校頻度の高いコースから低いコースへ、またはその逆へ変更することは可能か。

・コース変更の際、追加の費用や手続きは必要か。

・登校が少ない生徒(オンライン・週1日型)がメンタル面で不安を感じた場合、対面で先生やカウンセラーに相談できる機会を別に設けてもらえるか。


まとめ:通学頻度は「あなたのための柔軟性」です


通信制高校は、あなたが最も心地よく、前向きに学べる環境を提供するために存在しています。担任やメンターの先生方は、あなたのペースを理解し、そっと寄り添ってくれます。

この選択が、あなたの高校生活を「自分らしく」輝かせるためのきっかけになれば幸いです。

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