通信制高校お役立ち情報

通信制高校から就職は不利?実際に就活を終えた私が思うこと

2026年2月23日

通信制高校から就職は不利?実際に就活を終えた私が思うこと

「通信制高校に転校したら、将来の就職で不利になるんじゃないか……」 そんな不安で、一歩を踏み出せずにいませんか? 私もかつて、同じ恐怖を抱えていました。高校2年生の時、自己否定感や人間関係、そして家庭環境に追い詰められ、逃げるようにN高へ転校した私。 しかしそれから数年後、私は関西の私立大学を卒業し、無事に納得のいく内定を手にしています。約40社の選考を実際に受けて分かった、「通信制高校卒」という経歴のリアルな影響について、私の体験をお話しします。

私は高校2年生の時に、全日制高校からN高に転校しました。 転校した理由を一言で言えば、自己肯定感が低く、集団の中にいることがしんどくなってしまったからです。唯一の自信だった部活動がうまくいかなくなったこと、そして家では「学校に行かないこと」を厳しく叱られ、優秀な弟と比較され続けていたことも重なりました。

「普通」の枠の中で削れていった自信

自己肯定感についてはもともと低い方でしたが、高校2年生になった頃からさらに自己否定感が強まり、自分のルックスを過剰に気にするようになってしまいました。きっかけは、クラスの男子が女子の容姿にランキングをつけているのを聞いてしまったことです。「自分も悪口を言われているんじゃないか」「ブスだと思われているのではないか」と疑心暗鬼になり、ルッキズムの悩みをこじらせて過食嘔吐が始まってしまいました。

追い打ちをかけたのが、居場所だった部活動です。顧問の先生との関係が悪化したり、自分のポジションをうまく務められなくなったりして、そこでも陰口を言われているのを耳にし、完全に自信を失ってしまいました。

家も安らげる場所ではありませんでした。学校に行こうとすると体調が悪くなり、吐いてしまうこともあったのですが、保守的な母親からは「仮病だ」と決めつけられ、けちょんけちょんに言われてしまう。どこにも逃げ場がなく、当時は希死念慮がどんどん強まっていく毎日でした。

N高への転校と、1年間の「浪人生活」

こうした限界を迎え、2年生の11月にN高へ転校しました。そこからは、大学受験に向けて勉強と単位取得を進める生活を始めました。志望校は、知名度と学べる内容を基準に選択。当時は志望校に受かるほどの学力はありませんでしたが、そこから1年間、ほぼ「浪人生」のような生活を送ることで、なんとか合格を勝ち取ることができました。

進学先は、関西にある私立大学の文学部です。 そして大学3年生から就職活動を始め、無事に内定を獲得して今、卒業を迎えようとしています。

就職活動で「通信制高校卒」は不利になるのか

業界を絞らず約40社ほど受けましたが、結論から言うと、「通信制高校卒業」という経歴が就職活動に不利に働くことは、ほぼありませんでした。

ただ、大学のキャリアセンターに聞いた話では、超エリート層をターゲットにしている超最難関企業などでは、もしかしたら通信制の経歴が引っかかるケースもあるかもしれません。しかし、一般的な就職活動においては、高校の経歴よりも「大学の学歴」や「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」など、大学生活をどう過ごしたかがはるかに重要視されます。

面接では、そもそも「なぜ通信制高校へ転入したのか」を聞かない会社も多くありました。企業側が懸念するとすれば「ストレス耐性の有無」だと思いますが、それは面接前の適性検査や、面接での受け答えの中でストレス耐性がある程度あることを示すことができれば、全く問題になりません。

もし転入の理由を聞かれたとしても、きちんと自分の言葉で理由を説明できればマイナスにはなりませんでした。たとえ理由が「不登校」のようなネガティブなものだったとしても、今はそこから回復し、前を向いていることを示せれば大丈夫です。

振り返って思うこと

実際に就活を終えて思うのは、受験勉強以外にも、アルバイトや部活動など「高校生時代に力を入れたこと」を何か一つ持っておけばよかったということです。就活で聞かれることもありますし、何より自分の引き出しを増やすという意味でも、勉強以外の活動も大切にすればよかったな、と感じています。

通信制高校への転校を考えている皆さん。「通信制だから将来が不利になる」と怖がる必要はありません。大切なのは、選んだ場所でその後どう過ごすか。私のように、遠回りしても納得のいく進路を切り拓くことは十分に可能です。


関連学校

N高等学校

私立
総合満足度
4.2(±0.0) / 126
📍 沖縄県、愛知県、新潟県、大阪府、東京都ネット学習スタイル週5・週3・週1+コースリアル/オンラインキャンパスメンターサポート
函館市札幌市中央区青森市盛岡市仙台市青葉区仙台市若林区

最寄り駅:市電「五稜郭公園前駅」/市営地下鉄「大通駅」/JR青森駅/JR盛岡駅/地下鉄青葉通一番町駅/JR仙台駅 ほか

学校紹介

N高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が設置する、単位制・通信制課程の普通科高校です。沖縄県うるま市に本校を置く広域通信制高校で、学校教育法第一条に定められた高等学校として、卒業すると高等学校普通科の卒業資格を得ることができます。 N高等学校では、インターネットを活用した学習を中心に、高校卒業に必要な学習を進めていきます。ライフスタイルに合わせて好きな時にネットで学習する「ネットコース」のほか、リアルキャンパスやオンラインキャンパスで学ぶ「週5・週3コース」「週1+コース」など、目標や生活スタイルに応じた学び方が案内されています。 また、通信制高校として、ネット学習だけでなくスクーリングにも参加します。スクーリングでは、在籍校の本校または全国のスクーリング会場で、履修科目の授業や特別活動に取り組みます。

口コミ

口コミ例

実際の投稿から抜粋

良かった点

一番良かったのは、自分の時間を最大限に尊重してもらえたことです。全日制の頃は集団行動や校則に息苦しさを感じていましたが、N高ではSlackを使ったチャット文化や、VRを用いた授業など、現代的なツールで自分のペースで学べました。通学コースでもプログラミングや動画制作など、クリエイティブな活動に没頭できる環境があり、同じ趣味を持つ友人も作りやすかったです。先生方も「担任」というより「メンター」として対等に接してくれるため、精神的な負担が少なく、無事に大学進学までたどり着けました。

気になった点

自由度が高い反面、自己管理能力が強く求められます。レポートの期限管理や学習計画を自分で立てる必要があり、やる気がないとずるずると遅れてしまいます。また、広告のイメージほどキラキラしたイベントばかりではなく、地味なPC作業がメインになる日も多いです。進路サポートについても、自分から積極的に相談に行かないと手厚い指導は受けにくいと感じました。また、ネットでのコミュニケーションが中心なので、対面での密な人間関係や、伝統的な「青春」を求めている人には、少しドライすぎて合わないかもしれません。

126件の口コミより1件を抜粋

口コミの傾向

良い点

  • 自分のペースで学習でき、体調や状況に合わせた柔軟な学びができるという声が多いです。
  • オンライン授業や豊富な選択科目があり、興味に応じた多様な学びが可能という意見があります。

改善してほしい点

  • !自己管理が求められるため、計画を立てられない人には厳しい環境だという声があります。
  • !キャンパス間でルールが異なり、統一感がない点に不便さを感じるという意見があります。
項目別評価
先生4.0(-0.2)
雰囲気3.9(±0.0)
単位取得4.4(±0.0)
学費3.9(+0.1)

()内はサイト平均との差

その他の特集ページ

ご自身の体験を共有すると、後から検討する方の参考になります。

口コミを投稿する →