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【N高 口コミ体験談】N高から武蔵野美術大学へ。建築学科に合格した卒業生の口コミ体験談

2026年4月24日

【N高 口コミ体験談】N高から武蔵野美術大学へ。建築学科に合格した卒業生の口コミ体験談

【2分でわかる!体験談まとめ】 全日制高校での「強制される学習」に限界を感じ、自分らしい学びの場を求めてN高へと転入した彼女。自由な時間を手に入れた彼女が、どのようにして名門美大への合格を掴み取ったのか、その要点をまとめました。 ・転入時期とコース:2022年4月(高校2年生)にN高ネットコースへ転入。 ・1日の学習と生活スタイル:平日は「シャトレーゼ」でのアルバイトを週4日ペースでこなし、学業と社会経験を両立。受験期(高3・6月〜)は24時間利用可能な外部の塾に籠もり、朝から晩まで自習中心の生活で受験対策に没頭しました。 〈良かった点〉 1.圧倒的な自由: 「早く大学生になりたい」という願いを叶える自由な環境で、精神的なゆとりが生まれた。 2.多様な出会い: 沖縄スクーリングで、年齢や背景が異なる幅広い層の生徒と交流し、視野が広がった。 〈苦労した点〉 1.受験情報の不足: 学校側の進路指導だけでは国公立・難関大対策の情報が足りず、自力での収集が必要だった。 2.自己管理の難しさ: レポートを期限ギリギリまで溜めてしまうなど、自由ゆえの「自制心」が求められた。 〈最終的な進路〉共通テストを経て、武蔵野美術大学 造形学部 建築学科に合格。現在は建築士や空間デザイナーを目指し、充実した大学生活を送っています。

通信制高校のN高を選んだ理由と転入までの背景

彼女が通信制高校への転入を考え始めたきっかけは、当時通っていた全日制高校での生活に強い「使命感」という名のプレッシャーを感じていたことでした。彼女の精神は日々の「無理やりやらされている感」にすり減っていきました。

特に苦痛だったのは、自分が興味を持てない科目も強制的に勉強させられる環境です。次第に学習への意欲が削られ、欠席が増えたことで単位の取得も危うい状況になりました。そんな時、彼女の状況を察した両親から提案されたのが、通信制高校という選択肢でした。

複数の学校からN高に決めた決め手

転入を検討するにあたり、彼女は「飛鳥未来高校」や「ルネサンス高校」からも資料を取り寄せ、比較検討を行いました。最終的にN高を選んだ理由は、身近な友人がすでにN高のネットコースへ転入していたことでした。

 「仲の良い友達がすでに通っていたことで、安心感がありました。N高に対して特段悪い印象もなかったので、迷わずに決めることができました。」

通信制高校選びにおいて、実際の在校生の声や評判は非常に大きな判断材料となります。彼女の場合は、友人の存在がハードルを下げ、新しい環境へ飛び込む勇気を与えてくれました。

通信制高校を選ぶ際は、カリキュラムの内容だけでなく、自分がリラックスして過ごせる雰囲気かどうか、あるいは信頼できる情報源があるかどうかが、その後の学校生活の継続に大きく影響します。


N高ネットコースでのリアルな生活と学習の進め方

入学前、彼女は不安よりも「自由に学べることへの楽しみ」を強く感じていました。中学時代から通信制高校という存在に興味を抱いており、自分らしいペースで生活できる環境を求めていたからです。

自分の時間を最大化するライフスタイル

実際にN高での生活が始まると、予想していた通りの自由な時間が待っていました。彼女は学業と並行して「シャトレーゼ」でのアルバイトに励み、週4日ほどのペースで勤務していました。

  • 生活リズム: ネットコースでは普段の通学の必要がないため、アルバイトや趣味に時間を割くことができました。

  • レポート学習: 自分のペースで進められる反面、提出期限ギリギリまで溜めてしまうこともありましたが、試験自体はそれほど難しくなく、特段の試験対策をせずとも単位を取得することが可能でした。

このように、ネットコースは自己管理能力が問われる一方で、全日制では実現できない「社会経験」や「自分の好きなこと」に没頭できる時間が確保できるのが最大のメリットです。

ネットコースにおける人間関係とSlackの活用

N高の特徴である「Slack」を使ったオンラインコミュニティには、日々膨大な通知が届きます。彼女の場合、通知をチェックする程度で深くのめり込むことはありませんでしたが、グループワークなどでは積極的に話題を提供してくれる社交的な生徒が多く、先生と親しく接している生徒の姿も印象的だったといいます。


印象的だった沖縄スクーリングと多様な生徒層

彼女がN高生活の中で最も印象に残っていると語るのが、沖縄で行われる「本校スクーリング」です。4泊5日の日程で行われるこのイベントは、普段画面越しに学習している生徒たちが顔を合わせる貴重な機会となります。

多様性を肌で感じる経験

スクーリングに参加して彼女が驚いたのは、生徒たちのバックグラウンドの多様性でした。

「同い年だと思っていたら実は年上だったり、すでにお子さんがいらっしゃる方がいたりと、生徒の幅の広さに驚きました。でも、その多様性があったからこそ、自分自身も緊張せずに参加できました。人の目を気にしなくていい環境が心地よかったです。」

スクーリングの内容は、基本的には教室内での授業(座学)が中心ですが、体育の授業としてビーチでバナナボートに乗るなど、沖縄ならではのアクティビティも用意されています。彼女は1人で参加しましたが、現地で新しい友人ができました。トイレの列で話しかけられるといった些細なきっかけから交流が始まることもあり、通信制特有の「程よい距離感の社交性」が発揮される場となっていました。

江坂キャンパスでのスクーリングと比較しても、4泊5日を共にする沖縄スクーリングは、より親睦が深まりやすい環境と言えます。3人部屋での共同生活も、適度な会話を楽しみながら過ごすことができました。


通信制高校から大学受験を目指す際の苦労と困難

通信制高校での生活を「良かった」と振り返る彼女ですが、大学受験、特に国公立大学や難関私立大学を目指す過程では、大きな壁にぶつかりました。

進路指導における「情報の薄さ」という課題

彼女が最も苦労したのは、学校側からの受験情報の不足でした。

「国公立を目指す人にとっては、面談で得られる情報が非常に物足りないと感じました。自分たちでネット検索すればすぐに出てくるようなレベルの情報しか教えてもらえず、先生だからこそ知っている情報が欲しかったです。」

通信制高校、特にマンモス校であるN高では、一人ひとりの志望校に合わせたきめ細やかな受験戦略を学校の授業だけで完結させるのは難しいのが現実です。N高の映像授業は基礎固めには役立ちますが、大学受験、特に建築学科のような専門性の高い学部や国公立の対策としては不十分であると感じ、彼女は3年生の6月から外部の塾に通い始めました。

塾を活用した「自習型」の受験勉強

受験勉強のスタイルは、24時間利用可能な塾での自習が中心でした。

  • 学習環境: 朝から夜まで塾に籠もり、基本は自習。分からない箇所があれば講師に質問する形式。

  • ペース管理: 塾の先生に「何ページから何ページまで終わらせたか」を報告し、緩やかに進捗を管理してもらう体制を整えました。

  • 情報収集: 学校の先生に頼れない分、大学生の兄からアドバイスをもらうなど、自ら動いて情報を集める必要がありました。

最終的な志望校を「武蔵野美術大学」に定めたのは3年生の夏。共通テストの結果を踏まえて判断し、結果として富山大学芸術文化学部との併願を経て、第一志望の合格を勝ち取りました。


通信制高校時代と大学生活の決定的な違い

現在は武蔵野美術大学で建築士や空間デザイナーを目指して学んでいる彼女。高校時代の「ネットコース」という閉じられた環境から一転し、大学では人との関わりが劇的に増えました。

  • 人との関わり: ネットコース時代は人との接点が少なかったのに対し、大学ではグループでのプレゼンテーションや設計課題など、対話が不可欠な場面が多くなっています。

  • 学びの質の変化: 自分が本当にやりたい「建築」を学べているため、忙しい大学生活も苦ではないと言います。むしろ、他者との関わりを通じて学ぶことの楽しさを実感しています。

「早く大学生になって自由を手に入れたい」と全日制時代から思っていた彼女。N高に転入したことで、一足先に大学生のような「自由な生活」を叶えられて、とても良かったと振り返っています。
そんな彼女にとって、今の大学生活は非常に充実したものとなっています。


通信制高校選びで失敗しないためのチェックリスト

通信制高校への進学や転入を検討している方は、以下の項目を確認してみてください。

見学・資料請求時にチェックすべき項目

  • 自分の志望する進路(大学・専門・就職)への合格実績が具体的にあるか。

  • スクーリングの場所と日程、宿泊を伴う場合の費用。

  • オンラインコミュニティ(Slack等)の雰囲気が自分に合っているか。

  • レポートの難易度と、提出をサポートしてくれる体制の有無。

  • (重要)受験対策をしたい場合、外部の塾に通うための時間と費用が確保できるか。

通信制高校が「向いている人」と「向いていない人」

  • 向いている人:

    • やりたいこと(アルバイト、創作、趣味)が明確にある。

    • 自分のペースで学習を進めるのが好き。

    • 集団生活よりも個人の時間を大切にしたい。

  • 向いていない人:

    • 誰かに強制されないと学習が手につかない。

    • 学校の授業だけで難関大学対策を完結させたい。

    • 毎日決まった時間に登校することで生活リズムを維持したい。


まとめ:後輩へのメッセージ

彼女は現在、武蔵野美術大学で充実した日々を送りながら、将来は建築士や空間デザイナーとして活躍することを夢見ています。通信制高校を選んだことについて、「入ったことに対して後悔はしていない」と語ります。

N高にはネットコースだけでなく通学コースもあり、選択肢は一つだけではありません。幅広い背景を持つ人々と出会える環境は、彼女にとって視野を広げてくれた良い経験でした。彼女は、「入ることを検討しても間違いではない」とメッセージを残してくれました。「積極的に勧めたいとまでは言いませんが、もし検討しているなら、よく考えた上で入ることは決して間違いではないと思います」と語っています。


通信制高校と大学進学に関するFAQ(よくある質問)

Q1. N高の授業だけで大学受験対策は可能ですか?

A. N高の通常の授業やレポートだけで難関大学や国公立大学に合格するのは難しいのが現実です。映像授業を基礎固めに使うことはできますが、応用力をつけるためには彼女のように外部の塾を活用したり、自習の時間を徹底的に確保したりといった工夫が不可欠です。

Q2. ネットコースで友達はできますか?

A. Slackなどのオンラインツールでも交流は可能ですが、最も友人ができやすいタイミングはスクーリングです。特に沖縄などの宿泊を伴うスクーリングでは、共通の体験を通じて自然と会話が生まれます。彼女もトイレの列での会話から友人ができたように、積極的に動けば人との繋がりは作れます。

Q3. レポートや試験の難易度はどのくらいですか?

A. 単位取得のためのレポートや試験は、全日制高校に比べて比較的易しい傾向にあります。教科書を確認しながら進めれば、特別な勉強をしていなくても単位を落とすことはほとんどありません。ただし、計画的に進めないと期限直前に苦労することになります。

Q4. 通信制高校出身であることは大学受験で不利になりますか?

A. 「通信制」という経歴だけでは全く不利にはなりません。近年は総合型選抜(旧AO入試)だけでなく、共通テスト利用入試や一般入試でも通信制出身者は増えています。むしろ、通信制で培った自律性や、空いた時間で行った活動(アルバイトや創作)が評価されるケースもあります。

Q5. 親はどのようにサポートしてくれましたか?

A. 彼女のご両親は、本人の自主性を尊重し、遠くから見守るスタンスでした。家にいる時間が増えることで親子の会話も増え、精神的な安定につながったと言います。「勉強しなさい」と口うるさく言うのではなく、選択肢を提示し、信じて待つ姿勢が彼女の支えとなりました。

Q6. 建築学科のような専門学科に進むのは大変でしたか?

A. 一部の通信制高校には専門授業がある場合もありますが、美大予備校でデッサンを学んだり、塾で必要な学力を補ったりする必要があります。彼女の場合は、3年生の夏に志望校を絞り、そこから集中して対策を行いました。目的意識を早く持つことが、専門学科合格の鍵となります。

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