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通信制高校は普通の子にも向いている?口コミで分かる選び方と注意点

2026年5月11日

通信制高校は普通の子にも向いている?口コミで分かる選び方と注意点

通信制高校は不登校経験者だけの進路ではありません。自分のペースで学びたい、通学負担を減らしたい、活動と両立したいという「普通の子」にも選択肢になります。この記事では当サイトアンケートの口コミを軸に、向いているケース、メリット・デメリット、学校選びの確認ポイント、入学前の準備を分かりやすくまとめました。

通信制高校は、不登校経験がある人だけの進路ではありません。学力や生活に大きな問題がなくても、「自分のペースで学びたい」「通学日数を減らしたい」「スポーツや芸能、習い事などの活動と両立したい」といった理由で、通信制高校を選ぶケースはあります。

一方で、通信制高校は自由度が高い分、学校選びを間違えると「思ったより自己管理が大変だった」「友達ができにくかった」「高校生活らしさが少なかった」と感じることもあります。

この記事では、当サイトのアンケート回答をもとに、通信制高校を「普通の子」が選ぶときに見ておきたいポイントを整理します。

先に結論をまとめると、確認すべきなのは次の3つです。

  • 通学スタイルと学習ペースが本人に合っているか
  • 先生の支援や進路相談を受けやすいか
  • 学費、行事、自己管理の負担を許容できるか

通信制高校は、学校教育法上の高等学校のひとつです。卒業には、原則として3年以上の在籍、必要単位の修得、スクーリング、試験、特別活動などが必要です。自由に見える一方で、卒業までに満たすべき条件はあります。

通信制高校は「普通の子」でも選んでいい?

結論からいうと、通信制高校は不登校経験がある子だけの進路ではありません。

最近では、次のような理由で通信制高校を検討する家庭もあります。

  • 毎日通学しなくても学力を維持できそう
  • スポーツ、芸能、習い事、アルバイトなどと両立したい
  • 朝の通学負担や長距離通学を減らしたい
  • 集団一斉授業より、自分のペースで学びたい
  • 全日制に近い生活リズムは残しつつ、無理のない環境を選びたい

つまり、通信制高校に向いているかどうかは、「特別な事情があるか」だけで決まるものではありません。今の生活スタイルや学び方に合っているかどうかが重要です。

実際に、N高等学校の口コミでは次のような声がありました。


自分のペースで学習を進められる点が良かったです。以前は体調の波があり、毎日通うことが難しい状況でしたが、通学日数を調整しながら自宅での学習も取り入れられたことで、無理なく続けることができました。


一方で、クラーク記念国際高等学校の口コミでは、次のような声もあります。


週5日制服を着て通学できるため、子供にとって規則正しい生活を取り戻す大きなきっかけになりました。先生方が非常にフレンドリーで、生徒一人ひとりの顔と名前だけでなく、性格や体調の波までよく把握してくださっています。


この2つを見ると、通信制高校といっても、合うスタイルは一つではないことが分かります。

自宅学習中心で自由に進めたい子もいれば、週5日通学しながら生活リズムを整えたい子もいます。大切なのは、「通信制だから楽そう」と考えるのではなく、本人に合う通い方を選ぶことです。

口コミで分かった、満足しやすい通信制高校の条件

通信制高校を選んで満足しやすい家庭に共通しているのは、「自由さ」だけでなく、支援の受けやすさや学びやすさを見ていることです。

先生との距離が近い

まず大切なのは、先生との距離感です。

都城高等学校の口コミでは、次のような声がありました。

良い点:先生方もとても優しく一人一人に向き合って寄り添ってくださっています。改善点: 行事が少ないことです。


また、並木学院高等学校の口コミでは、保護者目線で次のように語られています。


通い始めてからは徐々に本来の明るさを取り戻しよく話しをしてくれるようになったので、保護者としてはその点が最も嬉しかったです。また、子供がそんな風に取り戻せたのも先生方の理解力の高さとサポート面のおかげだと感じているので、まだ在学中ではありますが、この通信制高校を選択したのは正解だったと実感しています。


通信制高校は、全日制よりも登校日数が少ない学校もあります。そのため、先生に相談しやすいか、困ったときに声をかけてもらえるかは、学校選びでとても重要です。

学習環境が使いやすい

次に、学習の進めやすさです。

ルネサンス高等学校の口コミでは、次のような声がありました。

スマートフォンやタブレットだけでレポートが完結するシステムが非常に使いやすく、仕事の合間の隙間時間で学習を進められるのが非常に助かりました。


通信制高校では、レポート提出や動画授業、オンライン教材などを使う学校が多くあります。学習システムが使いやすいかどうかは、継続のしやすさに直結します。

特に、学校外の活動と両立したい子にとっては、「いつ・どこで・どのように学習できるか」が大きなポイントになります。

進路支援が具体的にある

通信制高校を選ぶ場合でも、大学進学、専門学校進学、就職など、卒業後の進路は重要です。

第一学院高等学校の口コミでは、次のような声がありました。


個別指導が多く質問しやすい雰囲気だったので、前の学校では理解できなかった内容も着実に身につけられました。進路相談も丁寧で、専門学校選びの際には面談や書類の添削までサポートしてもらえ、とても心強かったです。


「進路相談あり」と書かれていても、実際の支援内容は学校によって差があります。面談の頻度、推薦入試への対応、志望理由書の添削、面接練習など、どこまで支援してもらえるのかを確認しておきましょう。

通信制高校を選ぶメリット

通信制高校のメリットは、主に「時間の自由度」「通学負担の調整」「本人に合ったペースで学べること」にあります。

自分のペースで学びやすい

N高等学校の口コミにあるように、「自分のペースで学習を進められる」という点は、通信制高校の大きなメリットです。

毎日同じ時間に登校するよりも、自宅学習と登校を組み合わせた方が続けやすい子もいます。

たとえば、次のような子には合いやすい可能性があります。

  • 朝が苦手で、登校時間に強い負担がある
  • 通学時間が長く、移動だけで疲れてしまう
  • 集団授業よりも、自分で進める方が集中しやすい
  • スポーツや芸能活動など、学校外の予定が多い

ただし、自分のペースで進められることは、裏を返すと「自分で管理する必要がある」ということでもあります。

通学負担を調整しやすい

通信制高校には、週1日、週3日、週5日、年数回のスクーリング中心など、さまざまな通学スタイルがあります。

東京都立砂川高等学校の口コミでは、次のような声がありました。


学費が公立なのでかなり抑えられていて、家計的に本当に助かりました。スクーリングは土曜中心で回数も多すぎず、仕事や家庭と両立しやすいのが魅力。


毎日通うことに負担がある場合でも、通学回数を調整できる学校であれば、無理なく続けやすくなります。

一方で、クラーク記念国際高等学校のように、週5日通学できるスタイルが合う子もいます。通信制高校だからといって、必ずしも「ほとんど通わない」わけではありません。

先生との相性が良いと安心しやすい

通信制高校では、先生との関わり方も重要です。

都城高等学校の口コミでは、

先生方もとても優しく一人一人に向き合って寄り添ってくださっています。

という声がありました。

また、クラーク記念国際高等学校の口コミでも、

先生方が非常にフレンドリーで、生徒一人ひとりの顔と名前だけでなく、性格や体調の波までよく把握してくださっています。

とあります。

通信制高校に入学すると、学び方や生活リズムが変わります。最初は戸惑うこともあるため、先生に相談しやすい環境があるかどうかは、入学後の安心感に関わります。

通信制高校を選ぶ前に知っておきたいデメリット

通信制高校にはメリットがある一方で、注意点もあります。特に見ておきたいのは、「自己管理」「行事の少なさ」「学校ごとの差」です。

自由な分、自己管理が必要

通信制高校でつまずきやすいのが、学習スケジュールの管理です。

N高等学校の口コミでは、次のような声がありました。

自由度が高い分、自分で計画を立てることが苦手な場合は戸惑いやすいと感じました。課題の進め方やスケジュール管理に慣れるまで時間がかかり、最初の段階で少しつまずく様子も見られました。

これは学力だけの問題ではありません。成績が悪くなくても、提出物の管理や日程調整が苦手な子は、通信制高校で苦戦することがあります。

そのため、学校を選ぶときは、レポート提出のフォロー、進捗管理の仕組み、保護者への共有方法などを確認しておくと安心です。

行事や一体感は学校によって差がある

高校生活に、文化祭、体育祭、修学旅行、部活動などを期待している場合は、行事の有無も確認しておきましょう。

つくば開成高等学校の口コミでは、次のような声がありました。

学園祭や部活動などの学校全体で取り組むような活動は少ない。修学旅行もないが、その代わりに3年間毎年富士急ハイランドに行く。

また、都城高等学校の口コミでも、

改善点: 行事が少ないことです。

という指摘があります。

通信制高校でも行事が充実している学校はありますが、全日制高校と同じような学校生活をイメージしていると、ギャップを感じることがあります。

「友達との行事を楽しみたい」「部活動に参加したい」「学校全体の一体感がほしい」という場合は、パンフレットだけでなく、実際の在校生の過ごし方も確認しましょう。

進路支援は学校によって差が大きい

通信制高校でも大学進学や専門学校進学は目指せます。ただし、進路支援の手厚さは学校によって差があります。

第一学院高等学校の口コミのように、進路相談も丁寧で、専門学校選びの際には面談や書類の添削までサポートしてもらえたという学校もあります。

一方で、学校だけでは受験対策が足りず、塾や予備校を併用するケースもあります。進学を考えている場合は、合格実績だけでなく、実際にどのような支援を受けられるのかを確認することが大切です。

失敗しない学校選びのチェックポイント

通信制高校を選ぶときは、自由度だけで決めないことが大切です。通学、学習支援、進路、行事、学費をセットで確認しましょう。

1. 通学スタイルは本人に合っているか

まず確認したいのは、週に何日通うのかです。

週1日でよい学校もあれば、週5日通学できる学校もあります。登校日が固定されているか、土曜中心なのか、平日中心なのかによっても負担は変わります。

東京都立砂川高等学校の口コミにあるように、

スクーリングは土曜中心で回数も多すぎず

というスタイルが合う子もいます。

一方で、クラーク記念国際高等学校のように、

週5日制服を着て通学できる

ことが安心につながる子もいます。

「通信制高校だから通わなくていい」と決めつけず、本人にとって無理なく続けられる通学頻度を確認しましょう。

2. 学習管理を支えてくれるか

自己管理に不安がある場合は、学習進捗をどう支えてくれるかが重要です。

確認したいのは、次のような点です。

  • レポート提出が遅れたときに連絡があるか
  • 面談や声かけの頻度はどのくらいか
  • 学習進捗を保護者も確認できるか
  • 苦手科目の質問対応はあるか
  • 入学直後のサポートはあるか

自由度が高い学校ほど、本人任せになりすぎないかを確認しておきましょう。

3. 進路支援は具体的か

「進路指導あり」という言葉だけでは、支援の中身までは分かりません。

確認したいのは、次のような点です。

  • 進路面談は年に何回あるか
  • 大学進学、専門学校進学、就職のどれに強いか
  • 志望理由書や面接練習のサポートはあるか
  • 推薦入試や総合型選抜への対応はあるか
  • 卒業生の進路実績はどうなっているか

第一学院高等学校の口コミのように、面談や書類添削まで支援してもらえる学校もあります。進路を重視する家庭は、具体的なサポート内容まで聞いておくと安心です。

4. 行事や雰囲気は期待とずれていないか

高校生活らしさを求める場合は、行事や友人関係の作りやすさも確認しましょう。

つくば開成高等学校の口コミのように、

学校全体で取り組むような活動は少ない

という学校もあります。

一方で、通学型コースがある学校では、クラス活動や行事、日常的な交流が多い場合もあります。

見学時には、次のような質問をしてみると比較しやすくなります。

  • 文化祭や体育祭はあるか
  • 修学旅行や校外学習はあるか
  • 部活動や同好会はあるか
  • 友達はどのようにできるか
  • 通学コースの生徒は普段どのように過ごしているか

5. 学費は総額で見る

通信制高校の学費は、授業料だけで判断しないことが大切です。

確認したい費用は、次のようなものです。

  • 入学金
  • 授業料
  • 施設費
  • 教材費
  • スクーリング費
  • 通学コース費
  • 端末やシステム利用料
  • サポート校費用

就学支援金は、主に授業料を支援する制度です。入学金や教材費、施設費、サポート校費用などは別にかかる場合があります。

私立通信制高校の場合、就学支援金によって授業料負担が軽くなることはありますが、最終的な自己負担額は学校やコースによって変わります。必ず「3年間で総額いくらかかるか」を確認しましょう。

入学前にやっておきたい10ステップ

通信制高校で後悔しないためには、見学前から入学後までを一つの流れで考えることが大切です。

入学前には、次のような順番で準備すると比較しやすくなります。

  1. 候補校を3〜5校に絞る
  2. 通学日数と学費の一覧表を作る
  3. 資料請求でコースの違いを確認する
  4. 学校見学を予約する
  5. 個別相談で卒業条件と進路支援を聞く
  6. 在校生の雰囲気や行事の有無を確認する
  7. 家庭で優先順位を決める
  8. 出願書類と締切を確認する
  9. 入学後の週間スケジュールを仮で作る
  10. 入学後1か月は提出管理を家庭でも確認する

見学時には、できるだけ具体的に質問しましょう。

たとえば、次のような質問がおすすめです。

  • レポートが遅れたときのフォローはありますか?
  • 面談は年に何回ありますか?
  • 進学希望者への添削や面接練習はありますか?
  • スクーリングは平日中心ですか?土曜中心ですか?
  • 行事や部活動はどの程度ありますか?
  • 入学後、友達はどのように作る生徒が多いですか?

並木学院高等学校の口コミには、

この通信制高校を選択したのは正解だったと実感しています。

という保護者の声がありました。

こうした納得感は、入学前に本人との相性を丁寧に確認できるかどうかで変わります。

FAQ|通信制高校を検討する家庭によくある疑問

普通の子が通信制高校に行くのは珍しいですか?

珍しいとは言い切れません。不登校経験だけでなく、通学負担の調整、活動との両立、自分に合う学習ペースを理由に選ぶケースもあります。

通信制高校でも大学進学は目指せますか?

可能です。ただし、進路支援の内容は学校によって差があります。大学進学を考えている場合は、進学実績だけでなく、面談、受験対策、志望理由書の添削、面接練習などの支援内容を確認しましょう。

通信制高校は高校生活らしさが少ないですか?

学校によります。行事や部活動が少ない学校もあれば、週5日通学型で全日制に近い生活ができる学校もあります。高校生活らしさを重視する場合は、行事、クラス活動、友人関係の作りやすさを確認しましょう。

学費は公立と私立でかなり違いますか?

違いがあります。公立通信制高校は学費を抑えやすい一方、私立通信制高校はコースやサポート内容によって費用が大きく変わります。授業料だけでなく、教材費、施設費、通学コース費、サポート校費用まで含めて確認しましょう。

まとめ|普通の子だからこそ、相性を見て選ぶことが大切

通信制高校は、不登校経験がある人だけの進路ではありません。

自分のペースで学びたい、通学負担を減らしたい、学校外の活動と両立したいという理由で、通信制高校を選ぶことは十分にあります。

当サイトの口コミを見ると、満足度につながりやすいのは次のような点でした。

  • 自分のペースで学習を進められる
  • 先生が一人ひとりに寄り添ってくれる
  • 個別指導や進路相談を受けやすい
  • 学費や通学負担を抑えやすい

一方で、注意点もあります。

  • 自分で計画を立てることが苦手だと戸惑いやすい
  • 行事や部活動が少ない学校もある
  • 進路支援や学習フォローは学校によって差がある
  • 授業料以外の費用がかかる場合がある

「普通の子だから通信制高校は合わない」と決めつける必要はありません。

ただし、自由度だけで選ぶとミスマッチが起きやすいのも事実です。見学や個別相談では、通学日数、学習管理、進路支援、学費、行事の実態まで確認し、本人にとって無理なく続けられる学校を選ぶことが大切です。

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